目の上のたるみ

上まぶたの「加齢によるたるみ」は外側のたるみが強く、眼の形が三角形になるのが特徴的です。二重の幅が狭くなって目も小さく見え、疲れた表情になってしまいます。この手術では、もともとの二重まぶたのラインに沿って、たるんだ皮膚を取り除くことにより、スッキリと若々しい目もとをつくります。まぶたの脂肪が厚い方には、余分な脂肪を除去する方法もおすすめです。

Doctor's Voice
まぶたの脂肪が厚い方は、皮膚を切除する方法の他に、目の上の脂肪取りと同時に行うとより効果的です。当クリニックでは、目の上のたるみ取り(皮膚の切除)と、脂肪切除をセット料金でご提供しています。
たるみの程度が軽ければ、切開することなく糸で「くせ」をつけるだけでも改善できる場合もあり、目尻のさがりが気になる場合は、こめかみの髪の毛の中から皮膚を引き上げることで改善を図る方法もあります。当クリニックでは、カウンセリングで実際に状態を拝見した上で的確なアドバイスをいたします。「目のたるみ」でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

治療方法

切除する皮膚の量を決めた後、両まぶたに局所麻酔を行ないます。
次にたるんだ部分を、二重のライン上に沿って切開します。(脂肪除去をされる方は、この切開箇所から余分な脂肪を除去します。)切開した皮膚はたるみの分だけ切り取り、最後に切開した皮膚を細い糸で傷跡が目立たないようにきれいに縫合して手術を終了します。
痛みは?
局所麻酔を行う時に、チクッと感じる程度の痛みがありますが、手術中はほとんど痛みを感じません。
手術時間は?
手術時は、約60分で終了します。(脂肪も除去する場合はもう少し時間がかかります。)
治療経過
手術後5~7日後に抜糸のための通院が必要になります。術後3日間はまぶたにガーゼを固定します。その間はまぶたに直接触れたり擦ったりせず、喫煙や飲酒を控えてください。また入浴を避けて手術翌日からのシャワー程度に留めておいてください。シャワーは翌日より直接傷を濡らさないよう防水テープで保護し可能です。術後は抗生物質、痛み止めと胃薬が処方されますので、処方分を継続して服用してください。完全に腫れが引いて二重が目になじむまで2~3ヶ月はかかります。腫れや青あざ(内出血)は2~3週間ぐらい続きますので、外出する際はメガネなどを着用したほうがいいでしょう。
- 手術当日
- ・ポイントメイク
- 翌日
- ・シャワー
- 2・3日後
- ・入浴(3日後)
・洗顔 - 5~7日後
- ・抜糸のための通院
- ・アイメイク
(抜糸の翌々日)
通院は?
手術後5~7日後に抜糸のための通院が必要になります。ガーゼをはずした後は自己消毒してください。
腫れ・痛みは?
腫れや青あざ(内出血)は個人差があり、2~3日から1週間ぐらいの間腫れが出ることがありますが、2週間くらいでほぼおさまり、1ヶ月経ったころには二重部分も目になじんできます。
傷跡は?
傷跡としては、まぶたを切開することによる傷跡が残りますが、二重のラインに隠れ、ほとんど目立ちません。 傷跡完治の目安は、約2~3ヶ月です。