立ち耳
普通は顔に沿って横に寝ている耳が､立ち上がって真横に張り出してしまっている耳を「立ち耳」と言います。耳の軟骨を切開し、糸でクセを付けることにより自然で形良い耳にすることができます。
Doctor's Voice
耳が立ち耳だと､髪の毛の間から耳が出てしまい､自慢のストレートヘアも台無しになってしまう、などと思われている方､いらっしゃいませんか？写真を正面から撮られることに抵抗のある方、気になる方は一度カウンセリングを受けてみるとよいでしょう。
吉田美容形成クリニック
院長 吉田 太
治療方法
まず局所麻酔を行います。耳の裏を4cmほど切開し､軟骨に切れ目を入れ、耳を寝かせるように糸でクセを付け、きれいに縫合します。その後ガーゼを丸めたもので圧迫・固定します。
痛みは？
局所麻酔を行なう時に、チクッと感じる程度の痛みがありますが、手術中はほとんど痛みを感じません。
手術時間は？
手術は、約60分で終了します。
治療経過
傷跡に直接触れたり擦ったりせず、喫煙や飲酒を控えてください。シャワーは当日より大丈夫ですが、湯舟に入るのは翌日からにしてください。抜糸するまで傷口を濡らさないように洗髪や洗顔のとき注意をしてください。
- 手術当日
- ・シャワー
・洗顔 - 翌日
- ・入浴
- 2・3日後
- ・洗髪
- 7〜10日後
- ・抜糸のための通院
通院は？
手術後7～10日後に抜糸のための通院が必要になります。ガーゼの圧迫・固定は2週間ほど続きます。
腫れ・痛みは？
腫れや青あざ（内出血）は個人差があり、2～3日からぐらいの間腫れが出ることがありますが、1～2週間くらいでほぼおさまり、1ヶ月経ったころには完全になじんできます。痛みはほとんどありません。
傷跡は？
手術は耳の裏の目立たない箇所で行いますので、切開した傷跡が目立つことはありません。 傷跡完治の目安は、約1ヵ月です。