へその修正

最近では、ボディーピアスなどと一緒に、おへそが見えるファッションが流行しているようです。形の悪いおへそ、いわゆる「でべそ」を、手術で整えることにより、すっきりとしたおへそにすることができます。
Doctor's Voice
旅行に行けなかったり着替えに気を使ったりと、「でべそ」がコンプレックスになっている方が、意外にも多いのを感じます。この「でべそ」は手術で簡単に治すことができますが、潜在的に「臍ヘルニア」という病気を合併しているものがあるので、経験豊富な医師の元で治療を受けられることをおすすめします。当クリニックでは、カウンセリングで実際に状態を拝見した上で的確なアドバイスをいたします。「でべそ」でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

治療方法
まずへその周囲に局所麻酔を行います。おへそにメスで切開を加え、皮弁を折り畳んでくぼみを作ります。余った皮膚を適宜切除しながらきれいに縫合して手術を終了します。(この縫合線が「おへそのしわ」になります。)
痛みは?
局所麻酔を行なう時に、チクッと感じる程度の痛みがありますが、手術中はほとんど痛みを感じません。
手術時間は?
手術は、約40~50分で終了します。
治療経過
術後1~2週間はおへそにテープで圧迫固定を行いす。その間はおへそに直接触れたり擦ったりせず、喫煙や飲酒を控えてください。また入浴を避けて手術翌日からのシャワー程度に留めておいてください。シャワーは翌日より直接傷を濡らさないよう防水テープで保護すれば可能です。入浴は1週間できません。術後は抗生物質、痛み止めと胃薬が処方されますので、処方分を継続して服用してください。翌日から通常の仕事なら大丈夫です。
- 手術当日
- ・洗顔
・フルメイク
・洗髪 - 翌日
- ・シャワー
- 2・3日後
- 5~7日後
- ・抜糸のための通院
- ・入浴
(抜糸の翌々日)
・圧迫解除のための通院(2週間後)
通院は?
手術後7日後に抜糸のための通院が必要になります。その後圧迫をはずすために2週間後ぐらいに通院してください。
腫れ・痛みは?
腫れや青あざ(内出血)、痛みはほとんどありません。
傷跡は?
おへそに縫合線が残りますが、おへそのしわとなるので、ほとんど目立ちません。