ガミースマイル
「ガミースマイル」は、笑ったときに必要以上に上の歯ぐきが露出する状態をいいます。歯ぐきの一部粘膜を切除することにより、ガミースマイルを治す事ができます。
Doctor's Voice
笑うと歯ぐきがいっぱい見えてしまう『ガミースマイル』では、長い月日の中で、それを気にして笑い方も不自然になり顔の印象がこわばったようになり、笑った時に手で覆うくせのある方が多いようです。これではせっかくの笑顔がだいなしです。ガミースマイルは手術で治す事ができますので、気になる方は一度カウンセリングを受けてみるとよいでしょう。
治療方法
まず、歯ぐきに局所麻酔を行います。
上唇と歯肉の間の粘膜を取り除き、細い糸で傷跡が目立たないようにきれいに縫い縮めて手術を終了します。
痛みは?
局所麻酔を行なう時に、チクッと感じる程度の痛みがありますが、手術中はほとんど痛みを感じません。
手術時間は?
手術は、約40~50分で終了します。
治療経過
施術当日からシャワー可能ですが、術後1週間は、熱いもの、冷たいもの、香辛料などが傷口にしみますので、注意が必要です。歯磨きをする際は、歯ブラシが傷口に当たらないようご注意ください。うがい薬をお出ししますので毎食後お口をゆすいでください。歯科の治療は1ヶ月間控えてください。
- 手術当日
- ・洗顔
・洗髪
・フルメイク
・シャワー - 翌日
- ・入浴
- 2・3日後
- 5~7日後
- ・術後の経過を診せていただくための通院(1週間後)
- ・歯の治療
(1ヵ月後より)
通院は?
溶ける糸を使用しますので、抜糸の必要はありません。傷のチェックのために1週間後に通院してください。
腫れ・痛みは?
術後1週間は、熱いもの、冷たいもの、香辛料などが傷口にしみますので、注意が必要です。腫れは個人差があり、2~3日から1週間ぐらいの間腫れが出ることがありますが、2週間くらいでほぼおさまり、1ヶ月経ったころには完全になじんできます。
傷跡は?
唇の粘膜組織は、回復が早い部位なので、時間が経過すれば、ほとんど目立たなくなります。 傷跡完治の目安は、約1ヵ月です。