二重まぶた(部分切開法)
部分切開法は「まぶたの脂肪が厚い」「皮膚がたるんでいる」など、”ハレぼったい目”の方向きの二重まぶた手術です。まぶたの余分な脂肪を取り除いてから二重のラインをつくるので、すっきりと自然な二重に仕上がります。脂肪の除去を行なうので、埋没法に比べラインが元に戻りにくいというメリットがあります。
Doctor's Voice
当クリニックでは、手術前のカウンセリング時に、専用器具を使ってぴったりの二重のラインや幅を実際に作ってお見せしています。仕上がりの状態を事前に自分の目で確認できるので、安心して手術が受けられます。希望や質問、アフターケアなどカウンセリングでご相談いただければ、まぶたのタイプに合わせた手術法を提案いたします。興味のある方は、お気軽にご相談ください。
治療方法
まず、局所麻酔を行ないます。ご希望の二重まぶたのライン上を1~2ヵ所ほんの8~10mmカットして余分な脂肪を除去し、切開した皮膚の下側をまぶたの形をつくっている瞼板(けんばん)という硬い組織に縫合・固定します。そのあと切開した皮膚どおし細い糸で傷跡が目立たないようにきれいに縫合します。この縫った部分が二重まぶたのラインになります。
痛みは?
局所麻酔を行う時に、一瞬チクッと感じる程度の痛みがありますが、手術中はほとんど痛みを感じません。
手術時間は?
手術は、約20~30分で終了します。
治療経過
手術後5~7日後ぐらいに抜糸に通院していただきます。その間はまぶたに直接触れたり擦ったりせず、喫煙や飲酒を控えてください。シャワーは当日より大丈夫ですが、湯舟に入るのは翌日からにしてください。2~3日は目の上の傷口は濡らさないように洗髪や洗顔のとき注意をしてください。
術後すぐはかなり腫れている状態なので、外出する際3~4日はメガネなどを着用したほうがいいでしょう。
- 手術当日
- ・シャワー
- 翌日
- ・入浴
・洗髪 - 2・3日後
- ・洗顔
- 5~7日後
- ・抜糸のため通院
- ・アイメイク
(抜糸翌日より)
通院は?
手術後5~7日後に抜糸のための通院が必要になります。
腫れ・痛みは?
切開法等に比べて腫れは少ないのですが、術後約2~3日は泣きはらした後のような腫れが続きます。個人差があり、2週間ぐらいの間腫れや青あざ(内出血)が出ることもあります。腫れは手術をした当日の夜をピークとして日に日に落ち着いていき、個人差はありますが、2週間くらいでほぼおさまり、1ヶ月経ったころには二重部分も完全に目になじんできます。
傷跡は?
まぶたを1~2ヵ所ほんの8~10mm切開することによる傷跡がうっすら残りますが、二重のラインに隠れほとんど目立ちません。 傷跡完治の目安は、約1~2ヶ月です。